Bbm9/A#m9コード

基本形: いちばん一般的な形:最低音がコード名の根音で、ほかの構成音がその上に重なります。

構成音: A# · C# · F · G# · C

ボイシング: 1 / 3

根音

コードタイプ

MajorMinor7m7maj769m9maj9m1113addsusdimdim7aug

基本形と転回

両手ボイシング

変ロ短九

Bbm9コード ピアノ — マイナーの温もりはそのまま、上にナインスがはっきり乗る響き

「Bbm9コード ピアノ」や「変ロ短九」で探す人の多くは、和声学の授業より先に、どの鍵盤か・どう押すか・譜面の音と合っているかを知りたいはずです。Bbm9(同じ鍵盤では A#m9)は変ロ・変ニ・ヘ・変イ・ハの五音で、いわゆるマイナー・ナインス。実戦の譜面では Bbm9 と書くことが多く、A#m9 はシャープ表記の別名です。このページではまず和音をまとめて聴き、次に単音へ分解して、ナインスのハ(C)を耳で掴んでから指を動かしてください。静止図だけで当て推量しない方が早いです。

Bbm9コード ピアノ運指図

変ロ短九でつまずきやすいポイント

Bbm や Bbm7 までは弾ける人が、Bbm9 だけ手が固まることがよくあります。足す音はハ(C)一つなのに、響きは「閉じた短調」から少し息の通る短調へ変わります。本当の壁は、五音を片手に押し込むこと。ピアノの Bbm9 は、左手に変ロ(必要なら変イ)、右手に色づけの音、という分け方で十分です。狭く感じたらボイシングを開く合図であって、「ナインスが弾けない」サインではありません。

紙のコード表は絵で終わります。ハのオクターブが合っているか、変イがメロディとぶつかっていないかは絵が答えません。だからここでは通して聴く・分解する・ポジションや転回を切り替える、を一箇所にまとめました。見て→聴いて→直す、の繰り返しで、Bbm9 は怖い記号から、R&B のパッドやネオソウルのループ、スローバラードでよく耳にする色に変わります。

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現場の譜面はフラット表記が勝つ

Bbm9 と A#m9 は同じ鍵盤です。ポップスやソウル、バンド譜はほぼ変ロ短調(Bb)で書きます。嬰イ短調は E# や B# など読みにくい臨時記号を増やします。データ上 A#m9 とあっても、このページの Bbm9 形で弾けば問題ありません。誤訳ではなく、演奏者が読む側の表記を選んでいるだけです。

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ナインスのハが、いちばん先に「しゃべる」

変ロ・変ニ・ヘ・変イが Bbm7 の胴体で、ハがナインスです。素のマイナーより今っぽく聞こえるとき、耳が先に掴むのがこのハであることが多いです。分解再生で、ハが変ロ・変ニの上で澄んでいるか確認してください。この三つがきれいなら、残りの配置はだいたいついてきます。

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ポジションと転回は「上級者用」ではない

根音位置は音を覚えるのに向きますが、曲の中ではあまり居座りません。変イ(シャープ表記なら G#)をベースにした転回は、短九の色を保ったまま左手の進行を滑らかにします。手が小さいなら、必要な色だけ残して五度のヘを抜いても構いません。耳が短三度・短七度・九度を拾えれば、それは Bbm9 です。

FEATURES

指を固める前に耳で確かめる Bbm9/変ロ短九コード

図だけだと「厚すぎるのか、音が足りないのか」が分かりにくいものです。ここでは鍵盤マップとピアノ音、単音分解、別ポジション・転回を並べ、見たものと聴いたものを揃えてから進行に持ち込めるようにしました。

試聴と分解ができる Bbm9 ピアノコードツール

まず塊で聴き、そのあと運指図

まず Bbm9 全体を再生し、目標の音色を耳に入れます。次に音を一つずつ聴きます。順番が大切です。響きが掴めたあとの運指図は、謎解きではなく確認リストになります。片手の密な形と両手に開いた形を同じページで比べられ、登録は不要です。

  • Bbm9コード ピアノをブロックまたは分散和音で試聴
  • 単音分解でナインスと短七度を分けて確認
  • 根音位置が片手に広すぎるときはポジションを切り替え
  • 転回でベースだけ動かし、短九の色は保つ
  • 耳が慣れてから運指画面で最終チェック

ピアノで Bbm9/変ロ短九コードを弾く方法

まず慣れた変ロ短三和音から

まず慣れた変ロ短三和音から

変ロ・変ニ・ヘが普通の Bbm です。楽なオクターブでゆっくり弾きます。濁るなら拡張音を足す前にオクターブだけ動かしてください。「家」の短三がはっきりしてからでないと、あとから乗るナインスが合っているか耳が判断しにくいです。

変イを足して Bbm7、続けてハ

変イを足して Bbm7、続けてハ

変ロ・変ニ・ヘ・変イが Bbm7、つまり短九の胴体です。その上か横にハを置けば、Bbm9 のセット(Bb, Db, F, Ab, C)が揃います。五音が片手に入らなければ、左手に変ロと変イ、右手に変ニ・ヘ・ハのように、ナインスが聞こえる分け方で十分です。狙いは短調の色と歌えるナインスであり、無理なストレッチではありません。

このページの音をチューニングの基準に

このページの音をチューニングの基準に

鍵盤を押さず、上の Bbm9 を一度だけ聴きます。そのあと合わせて弾きます。プレビューより濁る・薄いときは、音の重複かハの抜けを疑ってください。分解モードで順に聴けば、足りない音・余計な音が数秒で分かります。

手が痛いときはボイシングを開く

手が痛いときはボイシングを開く

クローズのナインスは、片手に全部入れようとすると特に大きく感じます。五度のヘを抜くか、両手に広げてください。このページのポジションはまさにそのための例です。変ロの周りに短三度・短七度・九度が聞こえれば、それはまだ Bbm9 です。

転回でベースラインを滑らかに

転回でベースラインを滑らかに

短七度をベースにした転回(よく Bbm9/Ab と書く)を試してください。上は短九のまま、ベースは変ホやヘ、変イへ自然につながりやすくなります。ツールで転回を切り替え、ベースの変化を聴いてから鍵盤へ写すと、チャート記号がスタンプではなく声部進行になります。

短いループ進行に入れてみる

短いループ進行に入れてみる

例:Bbm9 → Ebm7 → Abmaj7 → Dbmaj7。またはハ・変ニをよく通るメロディの下で Bbm9 をパッドに。各変化を二回ずつ弾き、Bbm9 に戻ってナインスが残っているか聴きます。消えたら右手がハを埋めた可能性が高いので、音を減らし、ページの音で耳を合わせ直してください。

Bbm9/変ロ短九コード ピアノ — よくある質問